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それは耳鳴りかも!?長引く耳鳴りの原因と治療【音の種類とは?】

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耳鳴りの原因と治療耳鳴りとは

 それは耳鳴りかも!?長引く耳鳴りの原因と治療【音の種類とは?】

「あ!」と思ったときには鳴りだしているキーンという音。
いつまでも鳴り止まないとイライラどころか、日常的なことまでも手につかなくなったりしますよね。

そもそも、耳鳴りはどうして起こるのでしょうか。
またどんな治療法があるのでしょうか。

このページでは耳鳴りの原因や治療、そして音の種類に至るまで、症状に関して詳しくまとめています。

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この記事の目次

1.耳鳴りとは
2.耳鳴りの世論調査
3.耳鳴りの原因とされるもの
4.耳鳴りの音の種類
5.耳鼻科での耳鳴りの検査
6.耳鳴りの治療薬
7.その他の耳鳴り治療法
8.耳鳴りに関連する症状
9.耳鳴りのツボの種類と効果
10.耳鳴りのまとめ


1.耳鳴りとは

キーンと響く不快な耳鳴りですが、突然襲ってきます。
そんな耳なりには実は2つの種類があるのをご存知でしょうか。
耳鳴りの種類、自覚的耳鳴りと他覚的耳鳴りについてご紹介します。

耳鳴りとは?


  • 自覚的耳鳴り

    一般に耳鳴りと呼ばれるのはこの自覚的耳鳴りのことです。
    他の人には聞こえないキーンという高い音が突然、耳でなっている症状が表れます。
    この自覚的耳鳴りの原因は残念ながらはっきりと解明されていません。

    音は本来、外耳が音を集めて中耳に伝え、鼓膜の振動が内耳に伝わり、電気信号に変換されるという経路をたどります。音がなっていないのに、勝手に耳で音がするということは、内耳から脳への神経の伝達経路過程で神経が勝手に活性化して、脳が音が鳴っていると誤って認識しているということです。

    ですので、耳鳴りは内耳とそのあとの脳神経に何らかの障害が起きているということが考えられます。この自覚的耳鳴りは基本的に静かな夜や早朝に起こることが非常に多いです。

    この自覚的耳鳴りはさまざまな病気によって引き起こされます。
    最も有名な自覚的耳鳴りは、感音性難聴によって引き起こされます。
    感音性難聴としては、騒音性難聴や、突発性難聴などがあります。

    ですが加齢変化とともに耳鳴りがよくするようになったり、難聴の症状がないにも関わらずおきることもあります。
    耳鳴りは他人には聞こえないので、なかなか客観的に評価するのが難しいため、耳鼻科でもその治療に苦戦しているのが現状です。
  • 他覚的耳鳴り

    耳鳴りといっても、自覚的耳鳴りがほとんどで、この他覚的耳鳴りというのはあまり聞いたことがないという方がほとんどです。
    他覚的耳鳴りとは、中耳と咽頭をつなぐ耳管の周りの筋肉や、耳小骨についている筋肉が痙攣することによって引き起こされる間欠的なものがあります。

    間欠的なものには他にも、物を飲み込んだときに、耳管の開いている場所の膨らんでいる部分が周りの粘膜とこすれあって、ピチョピチョ音がするといった直接的におこるものがあります。

    持続的にする他覚的耳鳴りには静脈や動脈の血液が流れる雑音が聞こえるというものがあります。

    これらの他覚的耳鳴りは医師がチューブを聴診器でつないで聞いてみると、聞くことができます。医師が確認できる音であることから、このように他覚的耳鳴りと呼ばれます。

このように耳鳴りといっても実は2つの種類があるのです。
ですが他覚的耳鳴りはほとんどなく、基本は耳鳴りとは?と聞かれると自覚的耳鳴りのことを意味します。

参照:11種類の耳鳴りの音と8タイプの症状とは?耳鳴りはキーンやジーだけじゃなかった!



2.耳鳴りの世論調査

耳鳴りは多くの方が一度は経験したことがあるかと思いますが、実際のところはどうなのか、客観的な視点から耳鳴りを解説します。


  • 耳鳴りに悩まされている人は多い

    耳鳴りに関して、世論調査などさまざまなアンケートがありますが、耳鳴りを経験したことのある人は人口のおよそ10〜15%だそうです。
    さらに重症の日常生活に支障がでてしまうほどの耳鳴りに悩まされている方は日本の人口の2〜3%、なんとおよそ300万人もの方が耳鳴りに苦しんでいるという結果がでています。
    耳鳴りの世論調査と割合
    こういった結果を踏まえると、耳鳴りは治療が非常に必要とされている症状でありながら、客観的に耳鳴りを評価できる検査がほとんどないというのが現実のようです。

    そのため、耳鳴りの治療というのは、病院にもよりますが、薬物療法がメインで、なかなか改善が難しいのが現状です。

    客観的に評価できないということは、医師が患者さんの状態が重症なのか軽症なのか、患者さんの問診からしか推測するしかないため、どの基準で治ったと判断するのがわからないということです。

    ですので、耳鳴りの治療は患者さんの主観的な意見で左右されてしまい、明確に治った、悪化したということを判断するのが非常に難しい症状なのです。
    しかも耳鳴りは会話などの人とのコミュニケーションに大きな障害になります。そのため、耳鳴りによってうつ病などの精神的疾患を引き起こしてしまうことがあります。
  • 耳鳴りを治療に行く人は少ない

    耳鳴りに悩んでいる人は非常に多いにも関わらず、実際に耳鼻科に行って耳鳴りの治療を受けたことがある方は、耳鳴りを自覚している方のなんとわずか4%しかいないということがアンケートでも報告されています。

    したがって、多くの方が、耳鳴りはそのまま放置してしまがちということです。
    しかも、中には耳鳴りがひどくても、治療を考えたことさえない方もいらっしゃいます。
    耳鼻科の診察
    耳鳴りは確かに、痛みという点ではないかもしれないですが、非常に不快な症状なため、精神的にはとても苦痛を感じます。
    ですので、快適な毎日を送るためには、耳鳴り治療をすることはとても大切なことだといえます。

    まず、今現在、耳鳴りに悩まされているという方は、自分が耳鳴りを常に自覚しているかどうかを確認し、生活に支障があるのであれば、まずは耳鼻科を受診し、なぜ耳鳴りが起きているのか、耳に病気はないかどうかをしっかりと診察してもらうことが大切です。


3.耳鳴りの原因とされるもの

耳鳴りに悩まされている方は非常に多いのですが、耳鳴りの原因はまだちゃんと解明されていません。

ですが、耳鳴りがどうして起きるのか、耳鳴りの症状を引き起こす疾患があります。
そんな耳鳴りの原因とされているものについて詳しく解説していきます。


  • 耳鳴りの原因とは?

    耳鳴りの原因としては主に、突発性難聴、メニエール病、加齢によるものがあります。

突発性難聴
突発性難聴は耳鳴りやめまいを伴う病気で、突然、片方の耳に難聴の症状が起きる病気です。
この突発性難聴の原因もはっきりとわかっていないのですが、発症の引き金になるものとしてストレスが大きく関わっているとされます。
メニエール病
メニエール病は突然、激しいめまいがする病気で、耳鳴りを合併することが多いです。さらに再発を繰り返すやっかいな病気です。
内耳リンパが腫れてしまうことで、引き起こされます。ですがメニエール病もどうしてリンパが腫れてしまうのか、その原因がはっきりしていません。このメニエール病の引き金になるのも、ストレスだと言われています。
加齢
加齢によって内耳機能の低下がおきることで、高音を聞き取りにくくなってしまいます。
そのため、脳はなんとか高い音を聞き取ろうとして、その結果、内耳から電気信号に変換する過程で、電気信号を受け取る聴覚神経が過敏に反応して、耳鳴りが発生するのではないかと考えられています。このように加齢による老人性難聴の方の多くが、難聴であるにも関わらず、耳鳴りに悩まされています。
  • 耳鳴りの原因はストレスが大半をしめる

    病気別に耳鳴りの原因をみてみてもわかるように、耳鳴りの根本的な原因をつきつめていくと、ストレスにたどり着きます。ストレスは自律神経のバランスを崩すことで、神経を過敏に反応させてしまったり、血液の循環を悪化させてしまったりと、耳にとって負荷がかかる大きな要因になります。
    耳鼻科の診察
    老人性難聴の場合は、別ですが、突発性難聴もメニエール病もその発症の背景には、ストレスが大きく関わっており、どちらの疾患もはっきりと原因がわかっていません。
    こういったことを考えると、耳鳴りの原因のほとんどは、ストレスだといえます。

    特に仕事が急に忙しくなった、不眠が続くといった肉体的、精神的なストレスが積み重なることで、耳鳴りが起きやすくなります。
    ですので、耳鳴りの原因とされるものには様々ありますが、ストレスをため込まないようにすることが非常に大切です。

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4.耳鳴りの音の種類

セミの音
耳鳴りが一般的に高い金属音のようなキーンという音が多いとされていますが、耳鳴りの音にも実はいくつかの種類があります。

そこで、具体的にどういった音なのか音別に耳鳴りの原因をご紹介します。


  • 耳鳴りの音の種類とは?

    耳鳴りは基本的には自覚的耳鳴りのことをいいます。自覚的耳鳴りというのは医師が聴診器などの診察器具を使っても、聞き取ることができない耳鳴りのことです。
    自覚的耳鳴りの音には主に以下のような種類があります。

電子音・金属音
高音のキーン、ピーといった音は内耳に何らかの問題が起きている可能性が高いと言われています。
高音の耳鳴りは、音を電気信号に変換する有毛細胞が、高音をうまく感じることができないために、感覚異常がおきていると考えられています。
ですので、老人性難聴や騒音性難聴の症状の1つとして、この高い耳鳴りが引き起こされます。
低音・重低音
低音のゴーやブーンといった耳鳴りは中耳に何らかの問題が起きている可能性が高いと言われています。
中耳炎が代表的ですが、他にも気圧の変化、メニエール病などから引き起こると言われています。

自覚的耳鳴りにはこういったものがあります。

また耳鳴りには少ないですが、医師が診察することで、聞き取ることができる耳鳴り、他覚的耳鳴りがあります。

例えば、耳に異物が入ったり、すると鼓膜のところでガサガサした音がします。
耳管開放症では、中耳と咽頭をつなぐ耳管が開きっぱなしの状態によってポコポコした音が起きます。

他にも中耳炎になったり耳管が狭くなってしまうことで、鼓膜の奥の気圧が低下して、ドクンドクンといったような音が聞こえることがあります。
このような音は医師が診察にて確認することができる音なので、他覚的耳鳴りに分類されます。

  • 自覚的耳鳴りの種類は言葉では表現しにくい

    あくまでも自覚的耳鳴りの音の表現は一般的なもので、正確には耳鳴りは客観的に評価することが検査でも難しいので、ひとりひとり違います。
    同じ金属音でも高低差がありますし、音が実際にしていないので、音域も感じ方は人それぞれです。

    ですので、今回ご紹介したような音でない場合の可能性も十分にあります。
    耳鼻科の先生も聞きとることができませんので、伝えるのが難しいですが、自分がどのような音を感じるのかをしっかりと伝えることが診察には大切です。

    その際に、今回ご紹介した音のどれに近いのか、なければ音のサンプルを探してみたりして、医師に伝えるときの参考にしましょう。


5.耳鼻科での耳鳴りの検査

聴力検査
不快な症状の耳鳴りですが、具体的な検査や治療法にはどんなものがあるのでしょうか。

具体的にご紹介していきます。


  • 耳鳴りの検査

    まず、耳の音を伝える機能や、耳の構造に問題がないかを検査します。

ティンパノメトリィ
鼓膜が正常に振動するかどうかを調べる検査です。
耳管機能検査
耳管がきちんと開閉するかどうかを調べる検査です。耳管開放症や耳管狭窄症を診断できます。
耳管通気法
耳管に細い管をいれて、空気が通るかを検査します。耳管がつまってしまっていると、耳鳴りが起こることがあります。通気をするので治療も兼ねている検査です。
鈍音聴力検査
難聴を調べることで加齢による老人性難聴や騒音性難聴、突発性難聴などを調べそういった難聴による耳鳴りかどうがを調べます。
画像検査
耳の構造にがないか、エックス線検査を行います。
さらにエックス線検査で異常がある場合は、大学病院などで、CTやMRIといった検査を受けることがあります。
ピッチマッチ検査
自分の耳鳴りに似た音を調べる検査です。
ラウドバランス検査
耳鳴りの音の大きさがどれくらいするかを調べる検査です。
耳鳴りの音の大きさに最も近い大きさのものを選びます。

こういった検査をいくつか組み合わせて耳鳴りの原因となっている疾患を調べます。



6.耳鳴りの治療薬

耳鳴りの処方
耳鳴りの治療は薬によってコントロールできる場合もあれば、なかなか改善が難しい症例も多いです。治療は耳鼻科医と相談し、なかなか改善しない場合は、耳鳴り専門の病院を受診するようにしましょう。


  • 耳鳴りに使われる主な薬

  • 耳鳴りは近くの耳鼻科ではほとんど薬物療法が行われます。
    メチコバールといったビタミン剤の他、アデホスコーワ、ストミンAといった組み合わせ処方がパターン化していたりします。

    また、耳鳴りに有効とされている漢方薬を処方してもらうことも最近では多くなっています。
メチコバール
耳鳴りの治療薬として最も処方される薬がビタミン剤です。
耳鳴りは内耳の血流障害によっておこると言われています。
ビタミン剤は内耳の血流をアップさせることによって、傷ついた内耳の有毛細胞が修復させ、耳鳴りを改善させることを目的にしています。

ビタミン剤を投与することで、さらに聴覚神経の機能低下を改善させることも期待できます。ビタミンには神経障害を改善させる働きのあるビタミンB12が代表的です。
アデホスコーワ
メマイや疲労感があるときによく処方されるようです。
血管拡張作用により血液の流れを良くし、メニエール病や内耳障害によるメマイを改善する目的で処方されます。
ストミンA
内耳と中枢神経に原因がある耳鳴りではストミンAが処方される事があります。これはニコチン酸アミドと塩酸パパベリンという成分を配合している薬で、ビタミン剤とは異なります。

このストミンAも耳鳴りで耳鼻科を受診したときに、ほとんどビタミン剤と一緒に処方されることが多いです。このストミンAは脳や内耳の血管を広げて血液循環を改善する薬です。

このストミンAに関してはのぼせ、胃のムカつきといった副作用がでることがあるので、医師の指示に従って服用しましょう。
ステロイド
発症初期の場合は、ステロイドによる点滴、もしくは内服薬によって改善を目指す場合があります。
点滴の場合は、主に使用されるものとして、メチル・プレドニゾロン500〜1000mgを入院、もしくは通院しながら数日間おこないます。

内服の場合は、プレドニゾロンという薬がよく使われます。2週間から4週間かけて量を減らしながら様子を見ます。
イソバイド
メニエール病と判断された場合、耳が塞がった感覚がある場合、蝸牛型メニエール病と判断された場合などは、イソバイド・メニレット(一般名:イソソルビド)が処方されることが多いです。

利尿剤としての働きがあることから、内耳のリンパの滞りをよくする目的で処方されているようです。
  • 他にも様々な薬がある

    耳鼻科で処方される代表的な薬をご紹介しましたが、他にも様々な薬が処方されます。というのも耳鳴りの原因の多くはストレスであり、耳鳴りがうつ病や自律神経失調症などの精神疾患とともに併発することがあります。

    ですので、精神科で処方される抗うつ薬や筋弛緩薬、抗不安薬などが処方されることがあります。他にも耳鳴りを専門的に治療している病院では漢方薬で耳鳴り治療を行っています。

    漢方薬は専門の先生が処方することで体質が改善し、高い治療成績を上げている病院もあるようです。耳鳴りだけでなく、めまいなどが同時におきているときは、めまいの薬が処方されることもあります

こういった耳鳴り治療に使われる薬は、直接耳鳴りを治すというものではなく、耳鳴りを起こすとされている血流障害やストレスを改善する薬が処方されるのです。


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7.その他の耳鳴り治療法

耳鳴りは"耳鳴りを引き起こす病気の治療"としてまず治療します。
突発性難聴であれば、ステロイドなどの薬を使った薬物治療を早期に行います。
ですが、耳鳴りのほとんどがその原因疾患がわからず、ストレスによるものと診断されています。

ですので、耳鳴りの症状を緩和させるためにビタミン剤などの薬物治療を行います。ですが、この薬物治療以外にはどういった治療方法があるのでしょうか。
耳鳴り治療のその他の治療法についてご紹介します。


  • マスカー療法

    マスカー療法とは、雑音をカバー、マスクする治療法です。
    マスカーと呼ばれる基部を耳鳴りがする方の耳にあてて耳鳴りに似た音を流すことによって、耳鳴りの音をマスクします。

    この音をだいたい1〜2時間くらい聞き続けます。聞き続けたあと、耳鳴りはおさまっています。耳鳴りは、個人差はあるものの、数日耳鳴りがおさまるかたもいます。ただし、近年は次に紹介するTRT療法の方が主流になっています。
  • TRT療法

    TRT療法とは作業療法士によって行われる治療法です。
    耳鳴りは周囲の雑音であると意識を認識させる治療法です。

    まず、耳鳴りはどうしておきるのか、その仕組みをしっかりと説明し、カウンセリングを行うことで、耳鳴りによる不安を解消していきます。そして、雑音を聞いて、耳鳴りに対して敏感に反応しないようにします。

    TRT療法はすぐに効果がでる治療法ではありませんが、長期的に行っていくことで、徐々に耳鳴りが気にならなくなっていきます。ただし、このTRT療法を行っている病院は少ないので、現実です。

    どうしても耳鳴りが改善しない場合は、通うことも検討して、TRT療法をやっている病院を探しましょう。
  • 星状神経節ブロック

    星状神経ブロックとは、星状神経節と呼ばれる交感神経が集まっている場所に局所麻酔を行う治療法のことです。この星状神経節に局所麻酔を行うことで、交感神経の興奮が収まることによって耳鳴りが改善します。

    星状神経節ブロックはさらに血流を改善する効果もあるので、より耳鳴りが改善しやすくなります。星状神経節ブロックは耳鼻咽喉科でやっていないところもあります。他にも麻酔科でもこの星状神経節ブロックを受けることができます。
  • 心理療法

    耳鳴りがストレスによって発症している場合、治療は非常に難しくなることが多いです。そもそもストレスを自覚していないケースもあるので、まずはどんなストレスを抱えているのか、ストレスを認知し、どうやって解消していくかを心理療法で治療していきます。

    直接耳鳴りを改善するわけではないですが、ストレスを解消していくことで耳鳴りを引き起こしているストレスを軽減させていきます。


8.耳鳴りに関連する症状

耳鳴りに関連する症状として、難聴、めまい、頭痛といった症状がでることがあります。

なぜ耳鳴りに関連してそういった症状がでるのか、詳しく解説していきます。


  • 難聴

    耳鳴りを引き起こす原因として難聴があります。突発性難聴や老人性難聴が耳鳴りを引き起こしやすいです。
    突発性難聴はなぜ起きるのかその原因が解明されていませんが、内耳の血流障害によって内耳の働きが低下し、なんとか音を聞き取ろうとしておきるのではないかと考えられています。突発性難聴の場合は、早期の治療によって耳鳴りの症状も一緒に改善します。

    老人性難聴の場合も高音が聞き取りにくくなるので、内耳に障害が起き、耳鳴りが起きるとされています。ですが、老人性難聴の場合は加齢変化によるものですので、なかなかこの老人性難聴によって耳鳴りが起きている場合は、耳鳴り症状の改善が難しいです。

    老人性難聴の場合は補聴器を使うことで、聞こえをカバーすることで音が聞き取りやすくなり、聴覚神経の異常が、落ち着いて耳鳴り症状が一緒に落ち着くことも多いです。ですが耳鳴りがひどい場合は一緒に薬物治療も行います。
  • めまい

    メニエール病を発症すると、耳鳴りと強いめまいが生じます。
    メニエール病は内耳リンパが腫れてしまって三半規管の機能が低下してしまうことで、めまいがおきます。

    ですので、めまいを改善するために、メニエール病では内耳リンパの腫れを抑えるために利尿薬などを処方します。こういった薬によってめまい症状も改善していきます。
  • 頭痛

    脳梗塞などの血流障害の疾患は脳の血管がつまって末梢神経に障害がおきます。
    そのため、耳鳴りの症状と関連して強い頭痛を引き起こすことがあります。

    脳梗塞といった病気がはっきりとしていることもありますが、そういった病気はなく、原因がはっきりしないものの、頭痛と耳鳴りが起きるといった症状に悩む患者さんも非常に多いです。

    この耳鳴りに関連した頭痛もまたストレスによって起きていることが多いので、頭痛に対しては鎮痛薬が処方されますが、ストレスも一緒に緩和していく必要があるので抗精神病薬などが一緒に処方されるケースが多いです。
  • 吐き気

    先ほど紹介したメニエール病に伴って吐き気が関連して起きてくることがあります。
    というのも耳の中の三半規管に異常が起きている状態ですので、体のバランスがとれず、ずっと船に揺られているような不安定な状態になっているので、気持ちが悪くなり、吐き気をもよおすのです。

    メニエール病のことが多いのでメニエール病に対する治療を行うことで、この吐き気は改善します。

このように耳鳴りは耳に関連してさまざまな症状を引き起こすことがあります。



9.耳鳴りのツボの種類と効果

耳のツボ
耳鳴りの原因ははっきりとしないことが多く、よく医師にストレスですね、と診断されることが多い病気の1つです。ですので、耳鳴りの改善法として、ツボが効果を発揮します。

そこで、耳鳴りに悩む方にぜひとも知っておいて欲しい、耳鳴りのツボと効果についてご紹介します。


  • 耳鳴り改善のツボと効果

    それではそれぞれ耳鳴りに効果があるといわれているツボとその効果についてご紹介していきましょう。

中渚
手の甲側の小指と薬指の間、指の付け根の関節の手首側のくぼみに位置するツボで手にあるので耳鳴りがしそうだなというときや仕事中に急に耳鳴りがしてきたときに押すといいツボです。

耳鳴りに聞くツボの中でも代表的なツボで、頭痛にもいいとされています。強くしっかりと押すようにしましょう。
聴宮
耳珠の前のところに位置するツボです。
この聴宮は、血行を促進させることで、内耳の循環を改善し、耳鳴りが改善するといわれています。
耳のすぐ後ろで触りやすいので、耳鳴りがしそうになったら事前に押しておくといいでしょう。
耳門
聴宮ツボの指1本上に位置するのが耳門です。この耳門も血行を改善することで、耳鳴りの症状を抑えるといわれています。
角孫
耳の付け根の最上部、髪の生え際に位置するツボです。血行促進によって耳鳴り症状を改善します。グリグリと刺激するのがおすすめです。
翳風
耳たぶの後ろ、耳たぶの付け根にあるくぼみにあるツボです。さするように動かして刺激すのがおすすめです。
完骨
乳様突起と呼ばれる耳の後ろ側にある骨の膨らみの指1本分下のところに位置するツボです。血行促進によって耳鳴り症状を改善します。

親指の頭の部分で押し込むようにして刺激するようにしましょう。さらに首全体も一緒にマッサージすることでより血行促進効果がアップします。
百会
頭のてっぺん、両耳と鼻の延長線が交わる点にあるツボでストレス緩和に効果のあるツボです。

指の腹を使って下に向かって心地いい強さで押すようにしましょう。ストレスを感じている方は寝る前に刺激するのがおすすめです。
太谿
耳鳴りは内耳に水が溜まってしまうことで起きていることもあります。そういった水がたまってしまう、むくみに効果を発揮するのがこの太谿と呼ばれるツボです。

足の内側の くるぶしとアキレス腱の間でくぼんでいるところに位置し、親指の頭で刺激しましょう。アンチエイジング効果も期待できるツボです。

なかなか自分ではどうやって刺激すればいいか分からないといった方も多いので、そういった場合はつぼマッサージを利用してみましょう。



10.耳鳴りのまとめ

キーンと不快な耳鳴りですが、最後にわかりやすくまとめました。

  • 耳鳴りとは?

    耳鳴りとは他覚的と自覚的耳鳴りの2種類があります。
    他覚的は医師が聴診器などの器具を使うことで聞くことができる耳鳴りです。耳管開放症などの耳の病気などによって引き起こされます。

    一方、他人は聞くことができない高い音が耳でする、一般的にいわれている耳鳴りが自覚的耳鳴りです。自覚的耳鳴りの原因はわかっておらず、内耳に何らかのトラブルがあると考えられています。

    音は本来、外耳が音を集めて中耳に伝え、鼓膜の振動が内耳に伝わり、電気信号に変換されるという経路をたどりますが、音がなっていないのに、この自覚的耳鳴りは音がします。

    勝手に耳で音がするということは、内耳から脳への神経の伝達経路過程で神経が勝手に活性化して、脳が、音が鳴っていると誤って認識しています。
  • 耳鳴りの原因は?

    耳鳴りの原因ははっきりと解明してませんが、耳鳴りを引き起こす病気としては主に、突発性難聴、メニエール病、加齢によるものがあります。
    突発性難聴やメニエール病は治療をすることで、耳鳴り症状が改善することが多いです。
    加齢によるものは聴覚神経が加齢によって高い音を頑張って聞き取ろうとして神経を活発化させてしまっているので、なかなか加齢による耳鳴りは改善が難しいです。

    そして耳鳴りの原因で最も多いのが、ストレスです。
    病気別に耳鳴りの原因をみてみてもわかるように、耳鳴りの根本的な原因をつきつめていくと、ストレスにたどり着きます。

    ストレスは自律神経のバランスを崩すことで、神経を過敏に反応させてしまったり、血液の循環を悪化させてしまったりと、耳にとって負荷がかかる大きな要因になります。

    老人性難聴の場合は、別ですが、突発性難聴もメニエール病もその発症の背景には、ストレスが大きく関わっており、どちらの疾患もはっきりと原因がわかっていません。ですので耳鳴りにならないようにするにはストレスを解消することが最も重要となってきます。
  • どんな治療法があるの?

    基本的には内耳の血液循環を改善させるためにビタミン剤やステロイドといった薬物治療が耳鳴りの基本的な治療になります。

    ですが、ストレスが原因で起きていることが多いので、ストレスに対して抗うつ薬などを処方して対処していくことも多いです。

    根本的な治療法はないですが、耳鳴りを雑音としてなれるためにTRT療法や認知行動療法などといった治療法もあります。

耳鳴りは悩む方が多い一方で、専門の治療を受ける医療機関も少ないといった現状があります。ですが、耳鳴りの奥になにか病が隠れていることもあるので、早めに耳鼻科を受診しましょう。

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【院外】

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【問診・カウンセリング】

耳のトラブルを改善するには、まずはしっかりとカウンセリングすることがとても重要になります

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【骨盤調整】

完全無痛の整体で、骨盤を調整していきます。この時点で体が緩むのが感じられるかもしれません

【頭蓋骨調整】

手をそっと添えているだけの頭蓋骨調整は、不快リラックス効果があり、不眠の方はスヤスヤと眠ってしまう方も少なくありません

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施術終了後も場合によっては姿勢チェックをして状態を一緒に確認していきます。

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